ウデマエE-のスプラトゥーン分析

底辺イカがのし上がるためにスプラトゥーンを分析するブログ

サーモンランで勝ち上がるための立ち回り: 基本編

サーモンランをしていて、味方にこう動いてほしいなー(逆にいうと、これをやってくれないと厳しいな)ということをまとめます。 想定ランクはタツジン以上です。

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まず大前提として、チーム冷麺さんの以下の動画を見ておくと良いと思います。(というか自分もこれを見て学びました)

【Splatoon2】【サーモンラン解説#1】これを見ればサーモンランの全てがわかるゆっくり解説動画☆☆☆通常Wave前編 - YouTube

【Splatoon2】【サーモンラン解説#2】これを見ればサーモンランの全てがわかるゆっくり解説動画☆☆☆通常Wave後編 - YouTube

【Splatoon2】【サーモンラン解説#3】これを見ればサーモンランの全てがわかるゆっくり解説動画☆☆☆特殊Wave編 - YouTube

【Splatoon2】【サーモンラン解説#4】これを見ればサーモンランの全てがわかるゆっくり解説動画補足説明と間欠泉順番編 - YouTube

これを見て実践できるなら、正直以降の説明は何もいらないです…。

ブキ構成を見て役割を考える

4人チームの中でのブキ構成によるので、役割はやや流動的ですが、その中でも「この相手にはこのブキ(あるいはこの相手にはこのブキ"でない")」というのがほとんど決まっている場合があります。

ブキ構成はアルバイト募集の段階、担当ブキはアルバイト開始時にはすでに決まっているため、あらかじめ「このブキがきたらこう動こう」という立ち回りを決めておくと良いです。 以下で紹介する対応はあくまで目安に過ぎないですが、おそらく暗黙的にこれらの役割が期待されているといっても良いかと思います。 ある相手に対して得意なブキの担当になったら、その相手が来たら積極的に狙いに行ったほうがいいですし、味方が苦手なブキになったとしたら、自分が代わりに相手をしてあげる必要があります。

積極的に狙うべき相手と対応するブキ

遠距離武器とバクダン

頭の先端に狙うべき場所があるので、単射程では狙いづらい…ということは、裏を返せば長射程は積極的に狙いに行かなければならないということです。 チーム構成の中で最も射程が長いブキは、暗黙的にバクダン担当だと思われるので、期待に応えてあげるといいでしょう。

ブラスターとタワー

ブラスターの爆風によって、タワーは一瞬で崩れます。概ね2〜3確くらいでしょうか。 タワーはステージの端に現れるので、出現を確認したらまずブラスターは最速で狙いにいきましょう。 もとよりタワーは放置しておくと非常に厄介なオオモノなので、一刻も早く倒してしまったほうがいいです。 基本的にタワーは遠方にいるので、他にもスピナーやエクスプロッシャー、オーバーフロッシャーなどが狙いに行くべきでしょう。

ただ、タワー自体が非常に厄介なので、特に野良アルバイトでは他のブキに狙いに行け!と願うよりは、もうどんなブキでもいいから倒しに行ったほうが良いことが多いです。

ローラーとシャケ、コジャケ

普段は特段ローラーの役割にしなくてもよい(というか邪魔なので誰でも倒したほうがいい)ですが、グリルのときだけはコジャケが非常に鬱陶しいので、ローラー担当は(場合によってはグリルよりも)コジャケを掃除しましょう。他にチャージャーなどがいる場合は、その人たちにグリルを任せてしまったほうがいいです。その人たちが狙いやすいように、コジャケは責任を持って掃除しましょう。

基本的に狙うべきでない相手とブキ

単射程ブキ(ホクサイ、パブロ、プロモデラーなど)とバクダン

頭のバクダンに届かないので、ほぼ無理です。高低差があるならまだしも、そもそも狙いに行くべきではないです。 ブキ構成的にこのようなブキがある場合は、他のブキがより積極的にバクダンを担当してあげなければなりません。

チャージャー、ローラーとタワー

タワーを倒し切るために、積み重なった鍋の回数だけ撃たなければならず、時間を大きく浪費します。基本的に時間の無駄なので、他のブキに倒してもらいましょう。

チャージャーとコジャケ

まず、足元をちまちま動くコジャケに対してチャージャーはとても苦手です。 もちろんボムを転がしたり、ノーチャージでシャケを処理することはもちろんありますが、チャージャーの役割としてシャケ程度に遊ばされるのはもったいないです。 他のブキが積極的にチャージャーを自由に動かせるようにサポートしてあげるとよいでしょう。

そのかわりにチャージャーが狙うのは、もちろんオオモノ全般(タワーを除く)です。

適切なタイミングでスペシャルを使う

たまに、謎のタイミングでスペシャルを使う人がいます。全滅するよりはマシですが、そんなところで使わなくとも…という感じです。

使うべきタイミング

自分が死にそうなとき

基本的には死にそうなときにそれを回避するために使います。が、これも考えもので、いくつか注意事項があります。

そもそもスペシャルは、危険な状況で役に立つ順番があります。私見ですが:

スーパーチャクチ > ジェットパック > ハイパープレッサー > スプラッシュボムピッチャー

右になればなるほど「危険になったと分かってから使っても遅い」スペシャルになります。

スーパーチャクチ

最も危険時に役に立つスペシャルなのですが、バクダン相手には「バクダン準備状態(つまり頭が膨らんでいるとき)」、ヘビには「しっぽがむき出しになっている状態(つまり胴体とかで遮断されていない状況)」に使わないと、せっかくチャクチを使ったのにオオモノが倒せず、結果的になんの解決にもならなかった、という状況になります。そこだけ注意すれば、シャケに囲まれている状況を一気に打開できるので、とても頼りになるスペシャルです。

ジェットパック

せっかく遠くを撃つことができるので、足元の敵を狙うよりは、遠くのタワーや肩パッドなどを狙ったほうがいいです。あとは、危険な状況ということはそもそも味方が死んでいるケースだと思うので、死んでいる遠くの味方に対して(生き返らせる意味で)撃つ、というのも有効です。スペシャル終了時に発動場所に戻ったらシャケに囲まれていて死んだ、ということがないように気をつけましょう。

ハイパープレッサー

ハイパープレッサーは、囲まれてから撃っても遅いです。そもそも一方向の敵を倒すのに役に立つスペシャルなので、四方八方を囲まれていると何の役にも立たないままやられることになります。ですが、ドンブラコのように縦長のステージだったりするとある程度まとめて倒せるのと、本当に危険なときは遠くの味方を生き返らせるためだけに使ったりします。もっとも、ハイパープレッサーは後述の通りグリルやハコビヤで唯一無二の効果があるスペシャルなので、できれば温存しておきたい…というスペシャルでもあります。

スプラッシュボムピッチャー

最も使い所が難しいです。このスペシャル一発で打開できるケースは…思い浮かびません。使ったところで倒せるのはシャケしかいない(オオモノを一発で倒せる力もない)し、本当に囲まれているときに使っても爆発するまでのタイムラグがあって遅いし、非常に使い所が難しいスペシャルです。

「ここぞ」という使い所がないということは、ある程度気軽に使っても構わないということでもあります。スペシャルの特性上、危険な状況になってから使っても遅いブキなので、「やや」囲まれそう、という状況でさっさと使ってしまっても良いと思います。

特定の特殊wave

ハイパープレッサーくらいですが、ハコビヤとグリルではハイパープレッサーは積極的に狙いましょう。

ハコビヤでは、コンテナイクラ吸収前に近づいてくるときに、中央やや上を狙うことで、金イクラを大量に吐き出させることができます。 特に1回目のコンテナイクラ吸収時(前)は、仲間からもほぼ必須で期待されると思っていいです。(たまにやらない仲間がいると、「え?なんで?」って思います) 2回目は、waveノルマを達成しているときは、特段使う必要はないでしょう。

グリルは、非常に危険な特殊waveなので、まずクリアが非常に難しいです。そのため、グリルを問答無用で止めることのできるハイパープレッサーは、かなり重宝します。

使うべきでないタイミング(だけどたまに見る光景)

オオモノ一匹相手

基本的に、オオモノ一匹相手にスペシャルを使うのはもったいないです。よっぽど危険な状況でないと使う価値がない。先述した「ブキと相性が悪いオオモノ」になったとしても、1匹に使うのは考えものです。味方の支援が全然得られそうにないとき、かつwave3くらいで使うくらいでしょうか。

自分が死んでもクリアできるとき

例えば、残り数秒でwaveクリア、かつ生存状況的に余裕があるようなときです。その場合は使うのを諦めて、死んだままwaveを通過したほうが良いでしょう。

常に味方の生存状況を見られるようになると、このようなことが起こらなくなると思いますが、それが分からないうちは、スペシャルを使ってしまってもしょうがないでしょう。 スペシャルを抱え落ちして全滅するよりは10倍マシです。

その他気をつけること

wave開始前の時間は大事な準備

wave開始前は、とにかく壁を塗りましょう。そこらへんの平地を塗るよりは遥かに大事です。基本的にシャケは壁を登れないので、いかに逃げ道を確保しておくかが生存の基本になります。これは、タツジンでも全員やっていることはほぼなく、誰かしら遊んでる(本人にそのつもりがなくても)のをよく見かけます。

ノルマ達成が最優先

たまにキルするあまりほとんどイクラを納品しない人がいますが、その分ノルマ達成までのタイムリミットが負担として重くのしかかるので、少なくともそのwaveのノルマ達成付近までは速やかにイクラを納品したほうがよいです。

基本的なルーチンとしては、「倒す→金イクラ拾う→スプラッシュボムを敵のいるところに転がしておく→その間に納品→前線に戻る」という感じです。こうすることでインクが無駄になるのを防ぎます。ただ、特にタワーや肩パッドは危険なオオモノなので、上記ルーチンを崩してでも先に倒したほうが良いことももちろんあります。

味方の生存状況を常に確認する

基本的にノルマは4人が生存した状況で、それぞれの仲間が力を発揮することで達成できます。3人くらいまではなんとかなりますが、2人になると、シャケから狙われるわ逃げ場をなくされるわで、基本的に危険な状態になるので、2人死んだら生き返らせるのを優先的に行ったほうがよいです。残り時間に余裕がある状態で2人死んでいる状況だと、そもそも納品ペースが遅くて時間切れになる可能性がとても高いです。

納品ペースを常に考える(残り時間と金イクラ納品数を見る)

アルバイトを続けていると、「あれ…このままのペースだとwaveクリアできないんじゃ」というのがなんとなく分かってきます。1匹のオオモノ相手にずっと手こずっていたり、金イクラの納品ペースが全然あがらない状況です。そうした場合は、惜しみなくスペシャルを使ったりして、ペースを上げましょう。wave1や2で落ちると、そもそもランクが下がってしまうので、どうせクリアできないならせめてwave3まではいきたい、それまでは全力でやる、といった精神です。

ただ、スペシャルを使ったところでいきなり大量の金イクラが得られてペースが上げられるケースがそうそうあるわけでもないので、為す術もなく時間切れになる、ということももちろんありえます…。

ノルマを達成したら逃げることも視野に入れる

各waveの終盤は、シャケが大量に湧いて危険な状態になります。つまり、自ずと死ぬ可能性も高くなります。

よくあるのが、残り10秒くらいで納品ノルマ達成済み、だけど味方が全員死んでいて、生き残っているのが自分だけ、みたいな状況です。この場合は、近くに生き返らせられる味方がいなければ、もうシャケを倒すよりひたすら遠くに逃げまくったほうが良いです。そもそもシャケが全員(生き残っている)自分に集中するので、ちょっとやそっとの攻撃ではなんともなりません。倒すならスペシャルを使う、倒さないなら逃げるか味方を生き返らせるしかない。ただ、自分だけ生き残っているということは、他の味方は遠くでやられている状況が多く、生き返らせたくても遠すぎることが多い。残り10秒程度なら、逃げればなんとかなることが多いです。

逆に、残り20秒くらいだと結構怪しいです。スペシャルを使ってでも味方を生き返らせたほうがよいかもしれません(自分はそうしています)。 この行動を起こすためには、そもそも「味方の生存状況」「金イクラ納品状況」「残り秒数」を常に見なければなりません。が、それを気にできると行動が変わり、生存確率がかなり高まるので、非常に有効です。

何よりこれができると、waveをクリアすると味方全員から「ナイス!」を貰えるので気持ちいい、というのもあります(笑)。

イクラを納品しやすい状況を作る

モグラはかなり倒しやすい部類に入るので、基本的にコンテナの近くまでおびき寄せてから倒すのが基本です。同様に、テッパンもコンテナ近くまでおびき寄せましょう。タツジンくらいだとモグラは結構気にしてみんなコンテナ付近で倒すことが多いのですが、テッパンはかなりの確率でその場で倒されてしまいます…。

ただ、そのオオモノに時間を取られすぎて、残り時間が短くなったり、他のオオモノがわきすぎて危険な状況になるくらいなら、もうその場で倒してしまった方が良いです。状況によりますが、基本的にはコンテナ近くで倒すことを心がけましょう。

終わりに

特殊waveの戦い方や、各ステージの戦い方、各ブキの振る舞いについて紹介したいのですが、長くなりすぎるので、また次回以降に…。

サーモンランは、ガチマッチやレギュラーマッチと違って、オンラインフレンドと「協力して」敵を倒すモードなので、気軽にやれて自分は結構好きです。それだけに、協力してクリアするととても楽しいし気持ちいいので、ぜひ覚えてうまくなっていきましょう。